こんにちは、高配当株研究所、所長のトラ男です。
今回はFPD用ガラス大手の日本電気硝子を分析、研究していきたいと思います。
日本電気硝子とは
日本電気硝子はFPD(薄型パネルディスプレイ)用ガラス大手です。
詳細は会社の公式HPをご参照ください。
株主還元方針
日本電気硝子の配当利回りは4.61%(2023/9/8終値ベース)です。
現在の株主還元方針は以下の通りです。
株主資本配当率(DOE)2%以上を維持
自己株式の弾力的な取得
株主優待
株主優待制度はありません。
配当推移と5年後の期待配当利回り
日本電気硝子は配当利回り4.61%(2023/9/8終値ベース)で、20年以上非減配で2期連続増配の実績があります。今期は配当据え置き予定となっています。
配当増配率とEPS成長率は以下の通りです。
日本電気硝子 | 直近10年 | 直近5年 | 直近3年 | 平均 |
配当増配率 | 4.4% | 6.3% | 5.4% | 5.4% |
EPS成長率 | 6.5% | 12.3% | -318.3% | 6.5% |
配当金とEPS(1株利益)の推移をグラフで見てみます。
19/12期にEPSがマイナスとなっており、今期もマイナス予想となっています。
19/12期は営業益はプラスでしたが、今期は営業益もマイナスとなっており需要減や原燃料高など事業環境は良いとは言えない状況です。
過去の配当増配率やEPS成長率から5年後の配当金を予想すると148円となります。
現在株価で購入すれば5年後の配当取得利回り(YOC)は5.69%になっていると期待できます。
株価推移と5年後の期待株価
日本電気硝子の株価は直近10年の月足チャートで見ると以下の通りで、上下はありつつも10年前から株価は変わらない状況です。
日本電気硝子 | 直近10年 | 直近5年 | 直近3年 | 平均 |
株価上昇率 | 0.0% | -4.7% | -0.6% | ±0% |
5年後の期待株価は2,604円で株価は変わらずの予想となります。
日本電気硝子の高配当株としての評価と投資判断
日本電気硝子は配当利回り4.61%(2023/9/8終値ベース)のFPD用ガラス大手です。
配当利回り高く20年以上非減配の銘柄で配当方針としてDOE2%以上を掲げているので配当における安定感は高いと言えるでしょう。実質的な累進配当銘柄と言えそうです。
ただし業績面では需要減や原燃料高の影響を受けて今期予想は下方修正されて営業益、経常利益、純利益のすべてがマイナスとなっています。配当利回りが高いためか株価は底堅い印象で2,400円(配当利回り5%)くらいまで下がるようであれば拾ってみるのはありかもしれません。
日本電気硝子の5年後における総合期待リターン(株価上昇+配当益)は+25.0%の予想で、個人的な総合評価はDとしました。
みなさんの投資判断の参考になれば幸いです。
※本記事は株式の取得、売却、保有等を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
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